2013年5月28日火曜日

ラップトップとノートパソコンの違い、と死語について

最近、ラップトップという言葉を良く耳にするようになった。
想像でノートパソコンのことであろうことは分かっているが、
聞き慣れない言葉なので念のため、恥を書く前に調べておこうと思った。

(この話は、人によっては全く新しい情報でもなく、面白くもない可能性は高い。)

本題に入る前に、それぞれの定義について。

ラップトップ:wiki引用(正式:ラップトップパソコン)
コンピュータの折りたたまれた蓋がディスプレイを兼ねた、キーボードと本体が一体化した、机上で使用できる携帯(可搬)型のコンピュータ(パーソナルコンピュータ)である。

ノートパソコン:wiki引用
(和製英語、ようするにノートパソコンというのは日本だけ??おそらく)
モニタなどの表示画面、キーボードやポインティングデバイスなどの入力装置、バッテリー(電池)などがコンピュータ本体と一体化された、ユーザーが任意の場所へ移動させて利用する(持ち運ぶ)ことを前提として設計された、二つ折りで軽量のパーソナルコンピュータの総称である。


言い方を変えただけで同じ意味であると考えられるので、
定義についての考察はしないものとする。
wiki引用:東芝製T1100
東芝は「世界最初のラップトップ」と称した
1985年に欧州市場向けに出荷された

ここで重要なのは、日本での歴史である。
可搬式のパソコンが出来た当初(右図)、ラップトップパソコンとして、発売された。(外国が先に言い始めたのか、日本が先に言い出したのかは不明。)

また、可搬式ではあるが携帯するには少し重すぎる当初のラップトップパソコンに対して、開発進歩により、携帯できる小さなパソコンが出始めた際、呼称区別の為、「ノートパソコン」(1989年頃)という言葉を使って売り出された。

そして徐々に携帯制の重要性からノートパソコン型が普及し、ラップトップは考え方・呼び方とともに陰を潜み始める。
ただ、おそらく(想像ばかりだが、)当初ラップトップと言っていた世代は、ノートパソコンをラップトップと言い続けている人々はいたらしい。

2005年頃のyahoo知恵袋にて、ラップトップとノートパソコンの違いについて、質問している人がいる。(http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q144842084)
返答者によると少し定義が異なるがほぼ同じ。今となってはラップトップは死語になりつつあるとのこと。

さて、ではなぜ今、携帯制に優れたノートパソコンまで、ラップトップと言われ始めているのか。憶測→単純に外国でノートパソコンのことがラップトップと言われている為、海外情報についての和訳情報サイトの増加により、世界標準に合わせて普及し始めているだけではと考えます。

2,3年後、ノートパソコンという言葉が死語になりつつあると言われることを想像。これを言う為だけに大分長くなりました。終了。